FIP治療記録

猫伝染性腹膜炎(FIP)治療記録 / ウェット / 7m / さっちゃん

>>> さっちゃんのFIP再発治療記録

保護猫のさっちゃんは我が家に来てから3週間が経過した頃から、鼻水・咳・無気力で病院に行きました。猫風邪と診断を受けました。1週間分の薬を飲み切っても、まだ無気力な状態で食欲も無くなり再び病院に行きました。

無気力・食欲不振・黄疸・40.8度の熱もあり、かかりつけの獣医師の先生から血液検査をしてみようと提案されました。AG比が悪くFIPの可能性を伝えられ、追加で受けたFIPの検査からもほぼ間違いないだろうと言われました。血液検査を受けた時からFIPの検査結果の間で腹水が溜まっていることも確認し、ウェットタイプのFIPと決定しました。

さっちゃんは最初から最後まで、飲み薬に変更しませんでした。FIP治療前に風邪薬を飲ませていた時に、何よりも薬を飲むことが嫌いということが分かりました。どのような方法を試してみても、怖いくらい薬をすぐに見つしどうしようもできませんでした。そのため最初から最後まで注射で治療することにしました。

注射の様子:注射は家族総出で2~3人で打っていました。初めはさっちゃんに元気がなく注射を打つと鳴くだけで大変なことはありませんでした。

1.2kgで始めた猫伝染性腹膜炎治療は、2.1kgまで体重が増えました!途中で体重の増加が停滞が2回ほどありました。時期が発熱と同じなので、そのせいかと思います。

  • 治療前:1.2kg
  • 1週目:1.09kg
  • 2週目:1.29kg
  • 3週目:1.42kg
  • 4週目:1.56kg
  • 5週目:1.54kg
  • 6週目:1.63kg
  • 7週目:1.75kg
  • 8週目:1.71kg
  • 9週目:1.79kg
  • 10週目:1.90kg
  • 11週目:1.98kg
  • 12週目:2.01kg

8~10週目にも血液検査を受けて、避妊手術までやろうと考えていました。せめて血液検査だけでもと計画していましたが、家庭の事情でどうしても受けることが出来ませんでした。4週目に血液検査を受けてから12週目の最後まで血液検査が出来ず不安な日々でした。最終的に数値は全て正常範囲になり、エコー検査もFIPに罹った子とは思えないと言われて84日目にそのまま治療終了させました。

治療中2回(29日目と50日目)の発熱がありました。

29日目は朝から微熱があり、午後には熱が下がっていました。その後の数日間は体重が減ったり増えたり、無気力になったり少し元気になったりと心配でした。投薬量を増やさないといけないのかと迷っている頃から、さっちゃんの体調は元通りになりました。あっ…熱のせいでコンディションが良くなかったのかと考えていました。

50日目の熱は、明け方に39.7度まで上がりました。点滴をしてもらっても熱は下がることはなく、先生に増薬をした方が良いのか相談をしました。しかし熱以外には、食欲はあり、毎日元気に遊んでいたため取り敢え記様子見となりました。次の日38.7度まで下がりそのままの投与量で治療を続けました。

さっちゃんは熱以外には何も問題なく順調に治療を終わらせることができました。

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