FIP治療記録

猫伝染性腹膜炎(FIP)治療記録 / ドライ / 10m / とろろ

この子はドライタイプと診断を受けて治療を受けていました。治療終盤に猫でんちに連絡をいただきお話しをお伺いすると本当は神経症状ではないかと猫でんちは思っていますが、あくまでドライタイプと診断されたとのことで治療記録もドライタイプのカテゴリーに入れています。

  • 食欲不振、足のふらつき
  • トイレを寝た状態で行う
  • 眼球症状:無
  • 神経症状:足が折れ曲がった状態での歩行、よろよろ歩き
  • 浸出液:無

とろろは去勢を終えた約1週間後から食欲が落ち始め、少しずつ元気も無くなり始めました。その後フラフラと歩くようになりました。病院に行き原因が分からないため検査のために1週間入院して様々な検査をしましたが、目立った異常を見つけることができませんでした。入院中は強制給餌、点滴をして検査終了後に退院しました。

検査では異常を見つけることができなかったため大きな病院への紹介状をもらいここでも、MRIやエコーなどの様々な検査をしましたがここでも原因が見つからず。歩くのが困難な状態、トイレの失敗が次第に酷くなってきました。

去勢手術から1週間後の異常から1カ月経過した時、ドライタイプのFIPの可能性が大きいと診断してもらいました。

治療中間になっても貧血が改善されず、もしかしたら薬が合っていないかもとSNSで知り合った方から教えて頂き薬を変更することにしました。またGS注射でしたがこれも注射は炎症や壊死が起こりやすく、下痢や嘔吐が無ければ錠剤に切り替える方が断然に良いと言われていたため、薬を変更を機にアドバイス通りに別の販売会社の錠剤に変更してみました。病院ではステロイドと鉄分剤を処方してもらいました。

猫でんち、猫伝染性腹膜炎FIPドライタイプの血液検査経過記録

治療が終了し3日目ですが、たまにのうんちの失敗、FIPとは別の原因での貧血、以外は全て正常で、貧血の数値は少しずつ良くなってきています。体重も治療前よりも2倍くらいに増えて健康な猫に戻りました。

治療期間中はわずかな我が子の体調の変化で一喜一憂してメンタルを保つのがかなりしんどかったです。ですが日に日にご飯を食べるようになり、歩き回るようになり、体重も増えとろろは本当に頑張ってFIPと戦い勝つことができた偉い子だと思っています。愛猫と一緒に猫伝染性腹膜炎と戦うことは簡単なことではありませんが、必ず84日後には誰もが良い結果が訪れるということを信じて願っています。

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