FIP治療における「寛解」と「完治」
通っている動物病院によって「寛解」と言われているのか「完治」と言われているのか、もし完治と言われているのであればいつから完治という状態なのか様々で、うちの子はこう言われていた、昔は「完治を目指す」だった等、不安になったり […]
通っている動物病院によって「寛解」と言われているのか「完治」と言われているのか、もし完治と言われているのであればいつから完治という状態なのか様々で、うちの子はこう言われていた、昔は「完治を目指す」だった等、不安になったり […]
猫伝染性腹膜炎ウェットタイプとドライタイプは細胞性免疫と体液性免疫の働きにが大きく影響することをお伝えし、FIPウイルスによる神経症状と眼球症状の関係をお伝えしました。今回の記事は眼球症状と神経症状の治療方法についてお話
猫伝染性腹膜炎ウェットタイプとドライタイプは細胞性免疫と体液性免疫の働きにが大きく影響することをお伝えしました。 さらに今回の記事ではドライタイプの特徴的な症状のうち眼球症状と神経症状がどうして現れるのか、理由をお伝えし
FIP治療中に投与量を減らしても良いの? FIP治療はじめに投与量を増やし、症状が安定し始めたから1~3週目に各治療製品の標準投与量に戻すという方法を見かけますが、一般的には推奨されていない方法です。 任意に薬の増減が推
2つの免疫 免疫には体液性免疫と細胞性免疫の2つが含まれています。体液性免疫は体液中の抗体がウイルスや細菌を除去する過程に関わっている免疫です。一方で細胞性免疫は細胞が直接働いてウイルスや細菌を排除する免疫です。 FIP
Control of Enzootic Feline Coronavirus Infection in Closed Multi-Cat Environments and Cons of Using Antivirals
Molnupiravir treatment of 18cats with feline infectious peritonitis: A case series著者:Okihiro Sase発行日:08 August
検査について FIP検査結果を待ってから治療を行っても良いの? 猫伝染性腹膜炎の症状が現れている場合、検査結果を待たずに薬の手配および治療を開始することが好ましいです。▶▶FIP診断にPCR検査は意味がない!? FIP治
再発率を高める要因として、FIP治療薬の品質もポイントとなる一つですがそれよりも大切なのはFIP治療のルールに沿った治療を行っているかどうかということです。これらを守ったからと言って再発が100%起こらないという保証はで
猫伝染性腹膜炎の抗ウイルス剤であるGS-441524は長く続いている製薬会社によるとFIPの再発率は5~10%程とされています。再発する場合の多くは粘り強いFIPウイルスという特性もありますが、治療薬の品質も重要な再発原
猫伝染性腹膜炎の治療剤には、GS-441524、モルヌピラビル、レムデシビル等がありあす。今回はその中のGS-441524の治療経過をFIPについて研究を行っているDr.Pedersenの論文を整理し、時間の経過と共にど
結論からお話しすると、現在猫伝染性腹膜炎の治療に使用中の薬やブランドを変更することは可能です。 基本的にFIP治療薬は主成分(GS-441524)は同じで、主成分の含有量や溶媒そして各薬剤の購入先、副成分等の違いがありま