Table of Contents
ToggleFIP治療を始めたきっかけ
猫伝染性腹膜炎の治療を行う前は口内炎の治療を行っていました。FIPが分かる半年ほど前の健康診断で、口内炎がひどく治療を行わないといけないと言われましたが、ぼたんが小さいため手術は不可能とされ、体重を増やすように言われました。この時のぼたんの体重は3kg前後でしたが、どれだけ食べさせながら3カ月経過しても体重が増えることはありませんでした。2.9kgという体重で危険を覚悟で手術を受けました。
どれだけ食べさせても増えない体重、食欲不振、貧血数値、とにかくどの検査結果も良いものではありませんでした。口内炎の治療を終えても数値が良くならず、そこからFIPの疑いが出てきました。しかしこの時はFIP治療よりも口の中の治療を優先していました。ぼたんの猫伝染性腹膜炎の治療を行おうと思うと、ご飯を食べないといけないということしかし歯ぐきから血が出ている状態ではFIPの治療も進まないと考えていました。
FIP治療を多く行っているという病院を勧められ通い始めました。精密検査の結果リンパ節の肥大、小腸肥大、少しの腹水が見られると伝えられると同時にほぼFIPで間違いないと言われました。
FIP診断時の状態
- 口内炎と吸収病巣で抜歯を行っても、状態が良くならない
- グロブリン、SAA、貧血数値が基準値以下
- 微量の腹水、リンパ節肥大、小腸肥大
- 食欲あり(お腹すくとご飯を要求する)
- 体温40.5℃
- 固く乾いている感じの状態の便
- 家中をよく歩き回っている
FIP治療中の変化
体重の変化
元々の体重:4.0kg
猫伝染性腹膜炎治療前:2.92kg
猫伝染性腹膜炎治療後:4.42kg
検査結果数値の変化
FIP治療中の出来事
体重の停滞
FIP治療の中盤に3日間程度体重が増えない期間が数回ありました。投与量を増やさないといけないのか、それとも餌を変えないといけないのか悩んでいた時期がありましたが、結局は時間が解決してくれました。
投薬時間の変更
もともとお昼12時に私が投薬を行っていましたが治療途中に急遽3週間の出張に行くことになり、この出張期間中の投薬を家族にお願いするため朝8時に変更しました。1時間くらいずつ時間をずらしながら最終的に1週間くらいかけて12時から朝8時に投薬時間を変更しました。
FIP治療薬ブランドの変更
何回かLucky Catで配送トラブルがあったため、薬をHopefipに変更しました。
治療開始~45日:Lucky Cat(注射)
46日~84日:Hopefip(錠剤)
最後に
FIPを治療している猫ちゃんとママさんとパパさんは本当によく頑張っています。治療はじめはとてつもない治療期間だと思っていましたが、過ぎてみればあっという間でした。何事も無く無事に治療が終えられる日が来ることを祈っています。
ここまで頑張ってくれたぼたんお疲れ様!再発が無いと信じてこのまま元気な姿でいようね。